事例7後遺障害(高次脳機能障害)等級5級を覆し3級を獲得し,自営業の実際の収入実態に見合った賠償を得た事例

依頼者

Aさん/42歳

受傷部位

頭部

後遺障害等級

5級

弁護士介入後

3級

後遺障害内容の項目

高次脳機能障害等

解決方法

示談

担当弁護士

笹野皓平 弁護士

事故の内容

直進走行中の依頼者車両(バイク)と対向車線から右折してきた相手方車両とが衝突し,依頼者に高次脳機能障害等の後遺障害が残存したというもの。

 

弁護内容

 依頼者に残存した高次脳機能障害の評価が問題となったため,依頼者の家族や担当医との間で綿密な打ち合わせを重ね,依頼者の症状をできる限り可視化できるよう努めた。当初,自賠責から後遺障害等級(併合)5級との認定を受けたが,高次脳機能障害特有の問題点を押さえた上で,的確な医学的意見等を集めて異議申立を行った結果,(併合)5級との認定が覆り,(併合)3級との認定を獲得した。また,依頼者が事故当時自営業を営んでいたにもかかわらず確定申告を行っていなかったため,休業損害及び逸失利益の算定にあたり基礎収入の金額が問題となった。そこで,協力税理士と連携を図りながら,膨大な量の帳票等を纏め,税務意見等も付した上で相当な基礎収入を算定した。その後,上記(併合)3級を前提に,相手方保険会社と任意交渉を行い,約3000万円の増額に成功した。

→

 

結果

3000万円
増額

後遺障害等級について異議申立を行い,高次の等級認定を得られたことは,賠償額の相当な増額に繋がる結果となった。また,無申告の自営業の基礎収入という困難な問題についてもあきらめることなく算定・請求したことで,相当な賠償を受けることができた。

解決に至るまでに

POINT01

 高次脳機能障害という高度な専門知識を有する後遺障害について,その特有の問題点を正確に押さえた上で,的確な医学意見等を収集・整理し,異議申立を行い,高次の等級獲得に至りました。
 また、無申告の自営業の基礎収入という認定が困難な部分について,税理士の協力を得ながら,膨大な帳票類を整理し,適切に評価・算定を行いました。

POINT02

弁護士からのコメント

担当弁護士氏名
笹野皓平弁護士