事例8受傷により仕事に復帰できず退職したとして,退職後の休業損害及び顔面醜状痕による逸失利益を相当程度獲得した事例

依頼者

Cさん/38歳

受傷部位

後遺障害等級

9級

弁護士介入後

9級

後遺障害内容の項目

左前額部線状痕 9級16号、外傷性頸椎捻挫 14級9号

解決方法

示談

担当弁護士

権基峰 弁護士

事故の内容

信号のある交差点を対面信号青信号に従い,自転車で直進していたところ,同車と同方向から左折しようとした普通乗用自動車に衝突された(左折巻き込み)というもの。

 

弁護内容

 依頼者の左前額部に一繋ぎの線状痕(5cm)が生じていたが,濃淡があったため正確な測定が必要となった。
 そこで,自賠責調査事務所へ同行して測定に立会い,実態に即した等級(9級16号)の認定を獲得した。
 また,相手方との交渉に当たっては,事故による外傷性頸部捻挫の疼痛のため,製造業に従事できなくなり,復帰できずに退職したとして,退職までの休業損害及び退職後の休業損害を獲得した。
 さらに,顔面醜状痕による求職活動の影響を踏まえ,交渉により,後遺障害逸失利益につき,後遺障害等級14級9号相当以上の補償を獲得した。

→

 

結果

1616万円
増額

 顔面線状痕について,後遺障害逸失利益が認められないケースが多いが,本件では,事故による傷病のため退職し,就職活動中であったことからその点を考慮するよう交渉した。
 その結果,退職前後の休業損害に加え,外傷性頸部捻挫(後遺障害等級14級9号)による後遺障害逸失利益の相当程度を越えて,相当額の後遺障害逸失利益を獲得した。

解決に至るまでに

POINT01

 自賠責の醜状痕測定や可動域測定について,不正確な測定がなされて異議申立てをすることとなると,依頼者にとって過分な時間を要することとなるので,そのようなことが無いよう,これらの測定については立会いを行いました。
 顔面線状痕による後遺障害逸失利益について,相当程度獲得した一事例ではあるが,依頼者に生じた損害について積極的に構成して粘り強く交渉しました。

POINT02

弁護士からのコメント

担当弁護士氏名
権基峰弁護士