事例6 | 債権者破産の申立等を利用することで多額の賠償金の回収に成功した事例 |
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依頼者
Bさん/42歳
事故形態
転落・転倒事故
後遺障害等級
1級
弁護士介入後
1級
受傷部位
頭部
担当弁護士
笹野皓平 弁護士
解決方法
訴訟
後遺障害内容の項目
四肢麻痺等
業種
その他
事故の内容
依頼者が業務中に倉庫内に積み上げられていたパイプの上から転落し,四肢麻痺等の後遺障害が残存したというもの。
弁護内容
依頼者の所属先会社(業務受託者)だけでなく,会社代表者にも法的責任があると考え,会社代表者を被告に加えた上で訴訟を提起した。判決の結果,所属先会社だけでなく会社代表者にも責任が認められ,1億数千万円の賠償が命じられたが,任意での支払は到底期待できなかったため,会社代表者を債務者として債権者破産の申立を行った。その結果,破産に難色を示した会社代表者側から和解の申出があり,裁判外で約1億円の一括支払を受ける旨の内容で和解成立に至った。
1000万円
増額
判決で命じられた高額の賠償を実際に受けられるかどうかが問題であったが,判決によって会社代表者の法的責任が認められたことで,最終的な債権回収の成功に繋がる結果となった。
解決に至るまでに
POINT01
所属先会社だけでなく,会社代表者の法的責任を厳しく追及したことによって,裁判上,会社代表者の責任が認容され,同人を債務者とする債権者破産の申立を行うことができました。
証拠保全を申し立てたことで,事故の発生状況や会社側の責任を裏付ける資料を収集することに成功しました。
POINT02
弁護士からのコメント
担当弁護士氏名
笹野皓平弁護士